秋Series AUTUMN
“視線、画角” とその連続による鑑賞者の錯覚そして “静寂” に受ける沈思。
An illusion caused by the way of watching and the way of exhibition, and meditation in absolute silence.
「薄」 840x594mm 計36点から10点を抜粋 キャンバス、アクリル、チャコール、パステル
1992年9月開催 個展「秋」より展示風景
1999年11月開催 個展「光と影II-秋宴-」より展示風景
個展「秋」（１９９２・９月開催）は、銀座デヴュー展です。１０年来製作している “植物の影” (「風景に “光” がさす」と “風影” になる。これを“風影画”となづけました。)を『薄』にモチーフを限定し表現しました。薄（生花）を用いてディスプレイすることにより、「鑑賞者を、草むらにいるような感覚にする」事をテーマにした作品です。一作品をどう見せるか。“人の画角（視覚）”をどう計算しコントロールできるか。360度つながって見えるようにはどうするか。A１サイズに制作し３点単位で見せることに解決を求めました。そしてその “場（空間）”に合わせて “並べ替え” が可能な『ユニット絵画』が生まれました。
BGM：秋虫の音
[作品価格 Price]
ススキ(840x594)：各70万
Exhibition "AUTUMN" (Sep 1992)
It was held in Ginza for the first time. I chose the real plants as main material of the works from ten years ago. In this works, I chose Japanese pampass grass to let the audience feel as if they were in a grassy field. Creating my works in small units of A1 size. I displayed them in 360-degree panorama. Since they are in small units, they can be rearranged according to time and place.
BGM:the sound of autumn insect